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■事務局員(左から)
(前列)津田光則、大城政幸、荻原正明、櫻間幸久事務局長、目本財団寺島絋士士常務理事、森田浩二団長、大島康雄団長、大曾根まり、林直美、山中文乃、高橋瑠英
(後列)長倉崇、澤田佳彦、寺山雅一、栗山勝、大野雅子、田中芳比呂、東篠剛之、町井則雄、清水康雄、大城忍、内藤拓也、高尾美子、宮里邦治
覚えていますか、あの群青いろの海と白い波。鮮やかに咲き誇る白いブルメリア、深紅やオレンジ色のブーゲンビリア、そして火炎樹の枝先に群がる朱色の花房。緑豊かなグアムとサイパンで出会った人々のあたたかな笑顔。太陽がジリジリと照りつける時もあれば、激しい雨が叩き付けるスコールもあり、グアムとサイパンでの目々は天気に振り回されてしまいましたね。楽しみにしていたマリンスポーツがキャンセルされがっかりしたグループもありました。でも、この9日間の旅は、私たちに何かとても大きなものを与えてくれました。ある時、人が生きるために必要なことは何かという問いかけに、「愛と仲間」と答えた方がいらっしゃいましたね。本当にそうだと思います。果てしなく続く海原に自然は私たちよりはるかに偉大であることを感じた方もいらっしゃるでしよう。大きな海の中では無力である私たちだからこそ、ふじ丸を運命共同体として、今まで知らなかった方々と類しくなり、互いに協力し、助け合い、大きな愛情を共有することができたのだと思いました。どうか、この経験を今は夏休みの楽しかった思い出として大切にしてください。そして、皆さんが大きくなっても折りにふれて思い出し、心の栄養としてください。どうぞお元気で。
西町インターナショナルスクール ロックハイマー弘子
初めて両親、友だちと離れてたった一人きりで、飛行機に乗り、海外に出て、慣れない船旅と不安ばかり大きかった旅行だったと思います。しかし、寄港地活動や船内での生活を通じて、すぐにみんなと友だちになれたと思います。そして、言葉や国の違いはあっても、同じ年齢の友だちとそれぞれの気持ちを理解できたでしょう。皆さんのこれからの人生は「ふじ丸」から見た太平洋の広さと同じ可能性を秘めています。これからの人生で苦しいことや悲しいことに出会った時jは、あの太平洋の広さを思い出してがんばってください。
大蔵省国税局税関調査室 宿野賢佳
日常限られた範囲の中(大人の世界のみ)で生活をしている私にとって『少年の船』に参加できたことは、大変貴重な体験となりました。日々成長を続ける団員。皆さま方の姿には本当に驚かされ、また頼もしくも感じました。団員皆さま方も『少年の船』で得た貴重な体験、学んだこと、そしてたくさんの友人とともに元気に活躍されるものと期待しております。紳士、淑女に成長された皆さまと再会できることを楽しみにしております。
東京税関 和田保夫

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■B&G海洋センター所長研修(左から)
(前列)輪島至、大森貞、保坂廣次郎、戸羽伸一
(後列)棟田政男、徳丸穂男、稲垣敏春、柴原興家

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■報道関係者・旅行添乗員
(前列)浜口健司、長谷光男、中村淳、佐藤恵理、及部高義
(後列)沖平誠治、石川孝樹、河口明義、井下幸治、源田初美

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■ふじ丸乗組員

 

 

 

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